まち歩きワークショップ「石の街・宇都宮を探訪する」の開催

お天気に恵まれた去る11月13日(日)、本展の「先行関連事業」の二回目「まち歩き」

http://ishinomachi2017.jp/%E9%96%A2%E9%80%A3%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/#02

が開催されました。

東武宇都宮線の大谷石擁壁(探訪地点13)|2016年|宇都宮市宮園町 撮影=宇都宮美術館「石の街うつのみや」展 調査・撮影チーム (C)Utsunomiya Museum of Art
東武宇都宮線の大谷石擁壁(探訪地点13)|2016年|宇都宮市宮園町
撮影=宇都宮美術館「石の街うつのみや」展 調査・撮影チーム
(C)Utsunomiya Museum of Art

まち歩きワークショップ「石の街・宇都宮を探訪する」概要
[日時] 2016年11月13日(日)午前10時~午後5時
[会場] 中心市街地、宇都宮市中央生涯学習センター
[講師] 塩田 潔 氏(建築家、シオダ建築デザイン事務所)、垣生 聡 氏(宇都宮市都市整備部都市計画課主任)、橋本優子(宇都宮美術館 主任学芸員)
[スタッフ] 宇都宮市職員2名、小堀修司(宇都宮美術館 学芸員)
[参加人数] 30名(事前申込制)
[内容] 大谷石を用いた建造物が多く残る「石の街・宇都宮」の中心市街地を訪れ、近代建築、石蔵や石塀、街並みを文化史の観点から実地で学びました。

探訪地点01で熱弁をふるう塩田先生|2016年|宇都宮市今泉 撮影=宇都宮美術館「石の街うつのみや」展 調査・撮影チーム (C)Utsunomiya Museum of Art
探訪地点01で熱弁をふるう塩田先生|2016年|宇都宮市今泉
撮影=宇都宮美術館「石の街うつのみや」展 調査・撮影チーム
(C)Utsunomiya Museum of Art

●10:00~11:45 午前のまち歩き
*探訪地点01:旧・篠原家住宅
*探訪地点02:カフェ サヴォイアs-21
*探訪地点03:國酒の仕業
*探訪地点04:HAT(倉谷製帽所)
*探訪地点05:青源味噌
*探訪地点06:ビストロスリール
*探訪地点07:カフェ・ギャラリー柚
*探訪地点08:あさり川こみち
*探訪地点09:カフェ ドゥ オリーブ

旧・日光街道に近い街中で崩れかかった蔵を観察する参加者|2016年|宇都宮市清住 撮影=宇都宮美術館「石の街うつのみや」展 調査・撮影チーム (C)Utsunomiya Museum of Art
旧・日光街道に近い街中で崩れかかった蔵を観察する参加者|2016年|宇都宮市清住
撮影=宇都宮美術館「石の街うつのみや」展 調査・撮影チーム
(C)Utsunomiya Museum of Art

●11:45~12:45 休憩・昼食
*探訪地点10:オリオンスクエア/下野新聞NEWS CAFE

午後の部のハイライトの一つ、星が丘の坂道(探訪地点19)|2016年|宇都宮市星が丘 撮影=宇都宮美術館「石の街うつのみや」展 調査・撮影チーム (C)Utsunomiya Museum of Art
午後の部のハイライトの一つ、星が丘の坂道(探訪地点19)|2016年|宇都宮市星が丘
撮影=宇都宮美術館「石の街うつのみや」展 調査・撮影チーム
(C)Utsunomiya Museum of Art

●12:45~15:30 午後のまち歩き
*探訪地点11:カトリック松が峰教会聖堂
*探訪地点12:Dining 蔵 おしゃらく
*探訪地点13:東武宇都宮線の大谷石擁壁・跨道橋・プラットフォーム基礎
*探訪地点14:焼き餃子・手羽先 ムナカタ
*探訪地点15:蔵
*探訪地点16:上野家
*探訪地点17:M邸
*探訪地点18:たまき
*探訪地点19:星が丘の坂道
*探訪地点20:日本聖公会 宇都宮聖ヨハネ教会礼拝堂
*探訪地点21:栃木信用金庫 桜通り支店

探訪地点17で激写する参加者|2016年|宇都宮市清住 撮影=宇都宮美術館「石の街うつのみや」展 調査・撮影チーム (C)Utsunomiya Museum of Art
探訪地点17で激写する参加者|2016年|宇都宮市清住
撮影=宇都宮美術館「石の街うつのみや」展 調査・撮影チーム
(C)Utsunomiya Museum of Art

15:30~17:00(宇都宮市中央生涯学習センター) 休憩、スライド・レクチャー、講評、質疑応答

 

ここに石蔵あり・あそこに石畳あり
午前中は、JR宇都宮駅西口からオリオンスクエアまでの表通りや路地を訪ね、「ミスター大谷石」こと塩田先生の熱弁、「宇都宮市まちなみ景観賞」を預かる垣生さんのレポート、そして「三度のご飯よりも石が好き」を自認する担当学芸員・橋本の合いの手で、一ヶ所ずつ解説道中を行っています。市外・県外からの参加者もおられたので、三名の講師は、石材の張り方・積み方、石蔵の残存状況、地域の歴史と文化に関する説明に力がこもりました。午後の部は、オリオンスクエアから桜二丁目交差点、そこから宇都宮市中央生涯学習センターに戻るという長い行程のなかで、当市が誇る近代建築と土木構造物、旧・日光街道に沿った古い街並みを堪能し、大谷石の魅力に憑りつかれた参加者の皆さんは、それぞれに「激写」「丁寧なスケッチ」「詳しいメモ書き」「石の触察」などに励みながら、楽しい会話も弾んでいます。

今は無き「釜川の大谷石護岸」|1970年頃 宇都宮市 編『市勢要覧 '70』(昭和45年版), 1970年12月, 宇都宮市 所収 *スライド・レクチャーで紹介
今は無き「釜川の大谷石護岸」|1970年頃
宇都宮市 編 『市勢要覧 ’70』 (昭和45年版), 1970年12月, 宇都宮市 所収
*スライド・レクチャーで紹介

そして最後は、宇都宮市中央生涯学習センターで、疲れ知らずの橋本によるスライド・レクチャー。今回は足を延ばせなかったエリア、すでに無くなった建造物、歴史の遺構、知られざる探訪スポットなどを紹介し、「ここに石蔵あり・あそこに石畳あり」を体感した充実の一日を締め括りました。

昭和レトロを感じさせる「宇都宮屋台横丁」の大谷石畳|2014年|宇都宮市二荒町 撮影=橋本優子 *スライド・レクチャーで紹介
昭和レトロを感じさせる「宇都宮屋台横丁」の大谷石畳|2014年|宇都宮市二荒町
撮影=橋本優子
*スライド・レクチャーで紹介